海外でのネット通信によるパケ死の原因
海外旅行から返ってきたら、海外でのネット通信費用としてびっくりするほどの高額請求がキャリアから行われるのがいわゆるパケ死です。
パケ死の多くの原因は、ローミング通信を利用したために請求されています。このローミングとは、海外に行った際に、キャリアが提携している現地通信会社との通信に切り替えて回線を提供するサービスです。国内のキャリアの多くは多くの海外各国でローミングサービスを提供しています。しかも、国内で契約した段階でローミングがONになっているケースが多く、海外で気が付いたら勝手にローミング通信になっているケースが多くあります。
そのため、海外旅行にスマホを持ち出し、電源を入れっぱなしにしているとメールなどインターネットへの通信があるたびに料金が加算されていきます。中にはローミングのことを知らずに海外でも使えるからそのまま使っていたと言う方も居るようです。キャリアの高額請求を防ぐためにはローミングを切り、海外での通信は海外で用意されている通信にすることが大事です。方法としては現地でSIMを購入する、もしくはWiFiのみを利用することです。
現地でSIMを購入するにはSIMロックがかかっていないスマホを利用することが必要なので非常に敷居が高く、ある程度専門の知識も必要です。対してWIFIはIDとパスワードをもらい、自身のスマホに設定するだけなのでとても簡単です。海外WiFiの専用回線を持つことは通信料を定額化させてキャリアの高額請求を防ぐ最善の方法です。
現地でWIFIの契約をするのが面倒という方には国内で契約することも可能ですし、サービスによってはモバイルルーターごと借りられます。また、旅行者が多い場所については無料のWIFIを提供している場合も多く、SIMロックフリー機を買わなくても意外とインターネットには接続できることが増えています。海外でのインターネットはFacebookやTwitterなどのSNSには必須ですし、INSTAGRAMなどでは高解像度の写真が好まれるのでWIFIの利用は是非とも検討したいものです。
また、海外でスマホのOSアップデートなどは大量の通信量が必要になるので、渡航先では行わず必ず日本で実施しましょう。
ちなみにTwitterでのパケ死の生の声を紹介していきますね。
8年前、海外でパケ死したことがあります。
#嘘か本当かわからないことを言う pic.twitter.com/IiSGpnVZ1B
— 社長 (@SyAcYoU_JAPAN) April 1, 2017
海外ローミングはパケ死するので本当に怖い https://t.co/7A3u27Bp0a
— ねくさす (@nexus_106) June 3, 2019
通話料金が80,000円を超えていた衝撃。
海外通話とはこれほどの物なのか。
在りし日のパケ死という単語を思い出しました。まあ会社のだから問題ありません。
— カモメとイルミアナカンC三杉 (@irumi_inoldays) April 26, 2019
前回のアフリカ添乗でうっかりパケ死したので、今回はネット関連は海外SIMを購入してタブレットで、携帯は通話オンリーにしたけど、明細を確認したら
通話発信:20220円
通話着信:1650円
SMS通信:400円
パケット通信:1980円
合計:24250円かかってる..— ロド部長 (@ggggdd71) July 15, 2017
これから海外旅行に行く皆さんもご注意ください。

キャリアによっては一定の通信料や通信費用を超えるとメールでお知らせしてくれるサービスもあるから、渡航前に事前に設定しておくと安心。
また、渡航先のホテルやレストラン、カフェでフリーWiFiなどを利用した際には、使用後にしっかりと通信を切っておかないとパケ死の原因に繋がる可能性があるので、十分に注意してくださいね。